こんにちは。粂でございます。

糖質制限をしているときに、アルコールって飲んでいいんですか?という疑問がわくと思います。その答えは、その人の糖質制限をしている目的によると言えます。

アルコール自体は糖質ではありませんし、それ自体が直接血糖値を上昇させることはないと考えられます。むしろ、場合によっては血糖値を下げることになります。

じゃあ、血糖値を下げるならアルコールは飲んだ方がいいんだ!と喜んだあなた、注意してください。その理由は二つあります。

一つ目はよく知られていることですが、お酒自体に糖質が含まれているものがありますので、「お酒の種類を選ぶ」ということです。糖質の多いお酒の代表的なのはビールと日本酒です。ビール350mlで約10gの糖質が含まれています。最近では「糖質ゼロ」のビール系飲料もありますが、通常のビールは350mlを2缶も飲むと既に糖質20gになってしまいますので要注意です。

そして、日本酒ですが、これも1合で約8gの糖質が含まれています。そして、カクテルや梅酒などの甘いお酒にも糖質はたくさん含まれています。1杯で約10g含まれているものもありますので、注意しましょう。

逆に、それ以外の焼酎、ウイスキー、スピリットなどは糖質ゼロと考えていいと思います。そして、ワインですが、これは糖質量に若干の差があります。辛口の赤や白であればグラス1杯で2g前後なので、飲み過ぎなければよいと言われています。ただし、飲み過ぎには注意したほうがよいでしょう。スパークリングやロゼといったタイプも糖質は多めになると言われてますので、これは控えめにしたほうがよさそうです。

二つ目の理由は少し難しい話になります。アルコールを飲むと、肝臓で行われる糖新生(アミノ酸やグリセロールをブドウ糖に変換して、一定の血糖値を維持する仕組み)よりも、アルコールの代謝を優先させると考えられています。実はこの糖新生が行われているときに脂肪が使われており、ケトン体を放出しているのですが、それがストップするということになります。ですので、「脂肪を減らそうとしている方は、アルコールの飲み過ぎは要注意」ということになります。ちなみに、糖新生がストップすることで血糖値を下げる薬を使っている方や絶食に近い方は低血糖になる可能性があるということです。

そして、最後におまけですが、最近話題のAGEs(糖化終末物質)。糖質が多い生活をしていると体内のタンパク質と結合してできるという「老化物質」がアルコールを飲んでいると増えるというデータもあるのです。若さを保ちたいならアルコールは控えめがいいかもしれませんね!

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